Gスポットの正しい位置とイカせる刺激方法【完全図解】

Gスポットとは、女性の性感帯の一つであり、刺激することで膣内オーガズムに達する可能性がある器官です。ですが、人によってGスポットで感じることができる人、できない人と違っています。

 

Gスポットは、1940 年代から研究されてきて、Gスポットの存在について様々な論争が行われてきましたが、本当にGスポットでオーガズムに達することはできるのでしょうか?

 

そこで、今回、研究で明らかにされてきた、Gスポットを正しく理解して、Gスポットを探し出し、女性にとって理想的な刺激を行う方法をお話しします。

 

Gスポットの正体

Gスポットはクリトリスの一部の可能性があります。

 

クリトリスは、尿道口の上の突起にある小指先の様な小さなものと思っている人もいますが、外部に露出されている部分は氷山の一角であり、内側にある、膣壁に沿って二股に伸びる海綿体の陰核脚までがクリトリスなのです。

 

性的な興奮を感じる事で、クリトリスだけでなく体内の陰核脚も膨張するのです。ワシントン大学のMRI画像を使った研究で「脚」「バルブ」を含めたクリトリス全体の体積は、性的興奮を受けた時には、全体的に膨らむ様に太くなり平均で2倍以上に膨れあがったのです。

 

そして、Gスポットはクリトリスの一部とも捉えられており、Gスポットが刺激されることで実際にはクリトリスの一部が刺激されている可能性があるという事が分かりました。

 

クリトリスは、生殖機能はなく、快感を提供する機能を備えている器官であり、約8000の神経終末があり外陰部の中で最も神経が豊富なのでオーガズムにも達しやすく、Gスポットも同様に快感を得やすい器官なんですね。

 

Gスポットの感覚

クリトリスの感覚は「陰部神経」を介して脳に伝わり、膣の感覚は「骨盤」を介して脳に送られる異なる性感帯になります。

 

Gスポットでオーガズムに達する感覚は人それぞれですが、クリトリスでのオーガズムよりも「深い」「激しい」「全身で感じる」と表現している人が多くいます。また、「心理的な満足感が高い」と表現する人もいます。

 

人によっては、Gスポットの刺激によりオーガズムを繰り返し感じていると、オーガズムの感覚がより高まる場合もあります。

 

ただ、Gスポットの刺激をする事で尿意を感じる事があります。尿道とGスポットが近接しているのでこの感覚は正常です。ただ、尿意に意識を取られてストレスを感じてしまっていると快感を感じにくくなるので、刺激前に排尿をしていく事が大切になります。

 

Gスポットの位置

Gスポットの位置は、膣の入り口から約3〜5cm程入った膣の上部(お腹側)の膣壁にあります。

 

膣位置や指の長さに個人差はありますが、人差し指と中指を第2関節くらいまで膣に挿入して上部に指曲げた位置がGスポットの位置になります。

 

Gスポットの触った感覚は人それぞれで、オレンジの皮の様に、少しザラザラした感じの人もいれば、ツルツルとした感覚の女性もいます。また、Gの位置も「少し奥に位置する」「中央ではなく左右に位置する」「少し押し込むと機能する」など、個人差があるので、必ずしも同じ位置にあるとは限らないのです。

 

Gスポットの刺激方法

Gスポットを刺激する方法は、出し入れする激しい方法ではなく、お腹側に向かって上向きに優しく持ち上げる様な圧迫刺激が適している可能性があります。

 

指で刺激する場合には、爪が当たってしまうと痛みを感じてしまう場合もありますので、指の腹を使って優しい刺激から女性に合った刺激を探していく事が大切です。

 

女性にとって快感が高まる刺激が見つかれば、同じ動きを繰り返し行います。一定のリズムを好む女性、同じ動作でオーガズムに達する女性が多い事が研究で分かっているので、女性の好みの刺激を発見したら一定のリズムで同じ刺激を繰り返す事でオーガズムに達する可能性があります。

 

クリトリスと同時刺激

膣内だけの刺激では、Gスポットを快感として感じない女性もいますし、膣を刺激するだけでオーガズムに達する事ができる女性は少ないのです。

 

18歳から94歳までの1,055 人の女性を対象にした研究では、性交のみでオーガズムに達する女性は18%しかいませんでしたが、36%の女性はオーガズムに達するためにはクリトリスと同時刺激が必要だと分かりました。

 

Gスポットと同時にクリトリスの刺激をする事で、「オーガズムに達する事ができるようになる人」「より強いオーガズムを感じる人」がいます。

 

また、研究で、脳は「性的刺激」と「同時に行われる刺激」に対して、どっちが性的刺激なのか判断する事が出来なくなり、2つとも性的な刺激として錯覚してしまいます。

 

なので、Gスポットの刺激が快感として感じられなくても、クリトリスとの同時刺激をする事で、Gスポットの開発ができて快感となる場合もあります。

 

セックス挿入でGスポットオーガズム

セックス/挿入刺激によってGスポットを刺激するためには、ペニスの大きさは関係あるのでしょうか?Gスポットの位置は、膣口から約3〜5cm程の距離にあるので、最低限の長さがあれば十分に刺激をする事ができるのです。

 

ペニスを浅く挿入して膣の奥ではなく浅い部分を刺激する方法をシャーローイング法(Shallowing)といい、Gスポットに刺激ができて、インディアナ大学医学部(OMGYES)で2021年に18~93歳の女性3,017人を対象にした研究データから、女性の84%が好むことがわかりました。

 

ペニスサイズが大きい事が重要で奥に刺激する事が女性にとって一番だと思っている男性もいますが、深い刺激が痛みになりやすく好まない女性もいますし、浅い部分の刺激を好む女性も多くいるのです。

 

膣内の入り口付近には、「膣括約筋」や女性の性感帯で有名な「Gスポット」があるため、女性によっては奥に刺激されるよりも快感が勝る人も多くいるのです。4分の1の女性は、シャーローイングによってより強い絶頂を経験した事が分かりました。

 

Gスポットは、膣の入り口から約3〜5cm程入った膣の上部(お腹側)の膣壁にあるので「角度付け(アングリング)」として「浅い刺激(シャーローイング)」を組み合わせて刺激を行う事でGスポットに集中的に刺激ができます。

 

また、ペニスで浅い挿入刺激を好む女性は67%、指を使った浅い刺激を好む女性は60%でしたが、舌や唇での浅い刺激を好む女性は70%であり、シャーローイングではより柔らかい部分での刺激を最も好みました。

 

また、セックス挿入とクリトリス刺激を同時に刺激する方法をペアリング法(Pairing)と言い、女性の70%が好みます。

 

挿入しながら女性自身でクリトリスの刺激を行う、もしくは男性が指を使ってクリトリスの刺激を行います。

 

クリトリス同時刺激によって挿入でのオーガズムがより快感が大きくなる女性もいますし、ペアリングを使う女性の40%は、男性に挿入されながら女性自身が自分の指でペアリングをして挿入刺激をより良い物にした経験がある事が分かりました。

 

男性がペアリングを行う際には、刺激の強さに注意が必要です。クリトリスは、外陰部の中で最も神経が豊富な部分であり、10,000以上もの神経があり、女性が望むクリトリス刺激は、9割の女性が「優しい刺激」を好むのです。

 

なので、十分に濡れた状態で、豆腐が崩れない様な優しい刺激からゆっくり刺激を高めていく事が望ましいのです。

 

クリトリスを指で刺激する時には、女性が好むクリトリス刺激の研究データから「上下の動き」「円を描く動き」を基本刺激として、反応が薄いようなら「左右の動き」を混ぜていきましょう。

 

女性が満足する勃起力

勃起力が足りない事で、男性はもちろん女性のセックス満足度が低下している可能性があります。

 

EDと女性のセックス満足度を調べた研究で、女性はパートナー男性のEDレベルが高いほど、女性の性欲やオーガズム達成率が低くなる事が分かりました。勃起力が低くなる事で男性の自信が失うだけでなく、ほとんどの女性は勃起に対する正しい知識を知らない為、女性も自信も失ってしまい「自分のせいかもしれない」と考える人も多かったのです。

 

つまり、硬い勃起力ができていれば、「自分で興奮してくれている」と女性にとって一つの安心材料となるのです。

 

勃起の硬さレベルは、「(EHS:Erection Hardness Score)」は 0 ~ 4 の5つのスコアで判定ができます。

グレード 0 陰茎は大きくならない。
グレード 1 陰茎は大きくなるが、硬くはない。例えると:こんにゃく
グレード 2 陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。例えると:みかん
グレード 3 陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない。例えると:グレープフルーツ
グレード 4 陰茎は完全に硬く、硬直している。例えると:りんご

グレード4であるりんごの様な勃起が出来ているほど、勃起力が高く女性に対しても最高のパフォーマンスとなるのです。

 

ですが「加齢によって衰えを感じる」「ムラムラ感が減ってきた」「1回戦で力尽きて2回戦目に望めない」という方は、テストステロンに関する研究が行われた成分が採用されているT系サプリメントがポジティブケアをしてくれます。

 

テストステロンは、神経伝達物質の形成や一酸化窒素(NO)を作り出す手伝いをすることができますので、「男性機能(勃起機能)」「性欲(性的欲求)」「不応期の短縮(賢者タイムの短縮)」にとって役立つ物質です。

 

更に、テストステロンレベルと早漏の関係を調べた結果、比較的低いテストステロンの男性は、早漏のリスクと関連していることが分かったことからも男性機能を総合的にサポートしてくれます。

 

サプリメントは、治療とは違い即効性ではなく、日々の習慣改善と合わせて男性のコンディションを根本的な改善をしていく事が目的となるので副作用なども基本的になく、日々の生活の中で活用できます。

 

T系サプリメントを成分や価格帯から比較してランキングにしているので参考にしてください。

【テストステロンブースター】T系の精力サプリメント比較・ランキング

9月 21, 2023

 

また、グレード3レベルはあるけど、グレード4レベルまで硬さをあと一押し持っていきたいなど、今の自分よりも強化する目的なら、シトルリンやアルギニンなどの「NO系成分」が含まれた夜のサプリメントを取り入れることでポジティブケアをしてくれます。

NO系成分は、血管を広げて血流を促進させる効果があり、血管にある一酸化窒素(NO)の生成の働きを促すことで血流促進サポートにより大事な場所にも血流が流れ硬くなりやすい役割を果たします。

 

NO系サプリメントを成分や価格帯から比較してランキングにしているので参考にしてください。

NO系サプリメント比較・ランキング【精力剤】

9月 2, 2021

 

「T系」「NO系」共にどちらとも、違った役割を果たしているので両方とも併用して使用することでも、よりサポートが期待できますね。

 

もし、「女性とのセックスをより良い物にして満足したセックスが行いたい!」って方は、根本的な機能改善を目的とした精力サプリメントを利用していきましょう。

 

参考論文

Anatomy, abdomen and pelvis, female external genitalia.

Anatomy, histology, and nerve density of clitoris and associated structures: Clinical applications to vulvar surgery.

Anatomy, abdomen and pelvis, female external genitalia.

How many Nerve Fibers Innervate the Human Clitoris? A Histomorphometric Evaluation of the Dorsal Nerve of the Clitoris

Brain activation during vaginocervical self-stimulation and orgasm in women with complete spinal cord injury: fMRI evidence of mediation by the vagus nerves.

The whole versus the sum of some of the parts: toward resolving the apparent controversy of clitoral versus vaginal orgasms

G-spot: Fact or fiction?: A systematic review. Sex Med. 2021;9(5):100435. doi:10.1016/j.esxm.2021.100435

Women’s Experiences With Genital Touching, Sexual Pleasure, and Orgasm: Results From a U.S. Probability Sample of Women Ages 18 to 94

Relative prevalence of different fetishes. International Journal of Impotence Research 19, pages 432–437.

Women’s techniques for making vaginal penetration more pleasurable: Results from a nationally representative study of adult women in the United States.

What Keeps Passion Alive? Sexual Satisfaction Is Associated With Sexual Communication, Mood Setting, Sexual Variety, Oral Sex, Orgasm, and Sex Frequency in a National US Study.” The Journal of Sex Research (2016): 1-16.

Women’s techniques for making vaginal penetration more pleasurable: Results from a nationally representative study of adult women in the United States.Published: April 14, 2021

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