射精タイミングをコントロールする方法3選【早漏改善】

挿入してからどのくらいで射精をしていますか?女性が望んでいる理想的な挿入時間と男性が射精してしまう時間には大きなズレがある為、男性は満足したけれど、女性は満足していないって事があるのです。

 

女性が満足していないタイミングでの射精は、女性にとって満足度が低くなってしまう一つの要因になってしまう場合もあります。

 

なので、今回、女性が望んでいる射精時間はどのくらいなのかお話しします。

 

男性の平均射精時間

男性は女性よりもセックスでオーガズムに達しやすいです。セックス中に男性は95%でイケるのですが、女性は65%しかセックスでイケないデータがあるように、男性よりも女性の方がオーガズムに達する事が出来ないのです。

 

女性はセックスに心の繋がりを求める傾向がありますが、長年に渡ってセックスに満足している女性はオーガズムを感じる頻度が高い事が分かっています。女性にとってオーガズムに達することはエッチの満足度を上げる要素なんですね。

 

ですが、女性がオーガズムに達する為に必要な挿入時間よりも男性は早くに射精をしてしまうので、男女で大きなズレが発生してしまうのです。

 

男性が挿入後射精するまでの時間を計った研究で、男性は射精するまでに平均で5分〜7分ほど掛かる事が分かりました。そして、18歳~30歳のグループでは「6分30秒」で挿入後に射精をしましたが、51歳以上のグループでは「4分18秒」で射精しました。加齢が進むにつれて射精時間は短くなっていく傾向があります。

 

また、男性の中には挿入してからすぐに射精をしてしまう「早漏」になってしまう方もいますし、男性の20~30%は早漏を経験している程、一般的なのです。

 

女性がイケる平均挿入時間

女性は挿入後にオーガズムに達するまでに12分〜14分ほど時間が掛かることが分かりました。なので、女性がオーガズムに達するまでに必要な刺激継続時間は、男性の射精するまでの時間が5分〜7分なので、2倍ほど時間が必要になるのです。

 

また、性医学ジャーナルに掲載されたペンシルベニア州立大学にて心理学者、医師、看護師などセラピスト50人を対象とした調査では、理想的な挿入時間「7〜13分」である事が分かりました。

 

このことから、理想的な挿入時間は平均的な挿入時間より少し長めであり、女性がオーガズムに必要な時間まで射精の我慢が必要だという事が分かりました。

 

早漏改善/射精コントロール訓練法3選

射精するタイミングをある程度コントロールする事が出来れば、女性が理想としている時間まで射精を我慢する事ができます。

 

ただ、射精する時間を引き延ばす為に、何度も何度も休憩を挟んでいては女性がオーガズムに達する為の刺激はできない可能性が高いです。

 

女性がオーガズムに達する為には、女性が好むリズムでの刺激を探し出したら、その刺激を繰り返し継続する事で女性はイキやすい人が多い事が分かっています。ですが、休憩を何度も挟んでセックスをしていては、女性の興奮度も下がってしまうので刺激を継続しながら射精時間を長くする必要があるのです。

 

早漏改善/射精コントロールの基本は、性的興奮の平坦(へいたん)期を持続させる事が大切になります。性的興奮(性反応)は、(1)興奮期(excitement phase)(2)平坦期(plateau phase),(3)オーガスム期(orgasmic phase)(4)消退期(resolution phase)の順に,4段階に変化します。

 

そして、早漏の男性はこの平坦期の期間が少なくすぐにオーガズム期に到達してしまうのです。

 

なので、女性がイク為の早漏改善/射精コントロール法では平坦期を操作できる様に根本的な訓練が必要なりますので、トレーニング法をお話しします。

 

スクイーズ法

スクイーズ法は、セックスセラピーの先駆者であるウィリアムマスターズとバージニアジョンソンによる早漏改善方法になります。

 

研究によるとスクイーズ法により3ヶ月以内に85%の男性が早漏改善に効果がある事を報告しています。また、

 

スクイーズ法のやり方は、

  1. あなた自身またはパートナーがオーガズム(射精)に近づくまで陰茎に刺激をする
  2. オーガズムに近づいていると気がついたら刺激を中止して包皮小帯(亀頭の裏側に、亀頭と陰茎をつなぐ小さな帯)を指で圧迫して射精を防ぐ
  3. 射精したい衝動がなくなるまで数十秒圧迫を続けてから刺激を再開して繰り返す

 

適切な場所で適切なタイミングで絞ることで、射精が体外に出るのを防ぎます。これを繰り返し行う事で射精をコントロールする感覚を掴む事ができる様になる可能性があります。射精しそうになり刺激を停止するタイミングでは陰茎があまり勃起しなくなる場合もありますがこれは正常な反応です。

 

スクイーズ法の一種の「エッジング法」も研究で効果が実証されている効果的なトレーニングです。

 

エッジング法のやり方は、スクイーズ法同様で射精したくなるまで陰茎を刺激して、オーガズムが近づいていると感じたら直前で刺激を止めます。射精したい衝動がなったら刺激を再開して繰り返すのです。

 

エッジング法はスクイーズ法と違い圧迫により射精を防がないので、防ぐタイミングが掴みにくかったり、射精を我慢ができない人もいます。また、スクイーズ法での圧迫が不快な為、エッジング法の方が快適にトレーニングできる人もいますので、自分に合っている方法で行いましょう

 

最初のトレーニングでは、完全にコントロールが難しいので、何度も繰り返して感覚を掴んでいくことが大事になりますね。

 

PC筋トレーニング法

PC筋とは骨盤底筋の一つであり、尿意をコントロールしたり肛門を閉めたりする際に使われている筋肉であり骨盤の底(恥骨、尾骨および坐骨の間)に位置する筋肉を言います。

 

骨盤底筋には、血液をペニスに留めたりと強い勃起を作り出すポンプ役割があるので、勃起力改善効果が期待できるトレーニングとして有名ですが、早漏改善効果も期待できるのです。

 

40人の男性を対象にPC筋トレーニングを3ヶ月行なった結果、33人が射精反射を制御できるようになり、射精までの平均挿入時間が「1分52秒」伸びた事が分かりました。他にも122人の男性を対象にした研究で、射精までの平均挿入時間が3ヶ月で「2分41秒」伸びた事が分かりました。

 

また、男性が挿入後射精するまでの時間を計った研究で男性は、加齢が進むにつれて射精時間は短くなっていく傾向がある事が分かりました。これらの原因は、運動不足によってPC筋の衰えていくことにより、早漏を進行させる可能性があるのです。

 

PC筋トレーニングのやり方は

  1. PC筋を使う感覚を掴む(排尿するときに途中で止める時に使う筋肉)
  2. PC筋に力を込める(感覚例:排尿をグッと止める様、硬い大便を切る様、ペニスを上にグッと持ち上げる様)↔︎力を抜いて脱力

 

PC筋肉を使う感覚を掴んだら、PC筋に小刻みに力を込める「回数重視」(例:1日300回)、PC筋に数秒間力を込める「負担重視」(例:「5秒間力を込める↔︎脱力」を1日計30回)でトレーニングするなど、負担を変えながらPC筋肉を鍛える事で効果がより期待できます。

 

PC筋の場所をしっかりと意識する事で効果的にトレーニングができるので、位置が掴みにくければ、尿道を支えており尿を止めたり我慢する時に使うので、排尿をして尿を途中で止める事で、使われているPC筋の感覚を覚えやすいです。ただ、PC筋の位置感覚を覚えるのには適しているのですが、通常のトレーニングとして実際に尿を途中で止めるやり方は、膀胱や腎臓にダメージを与えてしまう恐れがある為やめましょう。

 

シンプルなトレーニングですが、日常生活で取り入れる事ができますし、早漏改善に直接的な効果が期待できますよ。

 

T系の精力サプリメント

テストステロンレベルと早漏の関係を調べた結果、比較的低いテストステロンの男性は、早漏のリスクと関連していることが分かったことからも男性機能を総合的にサポートしてくれます。

 

テストステロンは、神経伝達物質の形成や一酸化窒素(NO)を作り出す手伝いをすることができますので、「男性機能(勃起機能)」「性欲(性的欲求)」「不応期の短縮(賢者タイムの短縮)」にとって役立つ物質です。

 

「加齢によって衰えを感じる」「ムラムラ感が減ってきた」「1回戦で力尽きて2回戦目に望めない」という方は、テストステロンに関する研究が行われた成分が採用されているT系サプリメントがポジティブケアをしてくれます。

 

サプリメントは、治療とは違い即効性ではなく、日々の習慣改善と合わせて男性のコンディションを根本的な改善をしていく事が目的となるので副作用なども基本的になく、日々の生活の中で活用できます。

 

T系サプリメントを成分や価格帯から比較してランキングにしているので参考にしてください。

【テストステロンブースター】T系の精力サプリメント比較・ランキング

9月 21, 2023

 

参考論文

Differences in Orgasm Frequency Among Gay, Lesbian, Bisexual, and Heterosexual Men and Women in a U.S. National Sample

A Multinational Population Survey of Intravaginal Ejaculation Latency Time.

Premature ejaculation: Overview

Current therapies for premature ejaculation

Time to Orgasm in Women in a Monogamous Stable Heterosexual Relationship

Premature Ejaculation

Behavioral Therapies for Management of Premature Ejaculation: A Systematic Review

Comprehensive Review of the Anatomy and Physiology of Male Ejaculation: Premature Ejaculation Is Not a Disease

Pelvic floor muscle rehabilitation for patients with lifelong premature ejaculation: a novel therapeutic approach

Pelvic muscle floor rehabilitation as a therapeutic option in lifelong premature ejaculation: long-term outcomes

Randomised controlled trial of pelvic floor muscle exercises and manometric biofeedback for erectile dysfunction

 

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