オナニーについて正しいやり方を知らず、間違えた方法で行ってしまっている方は多くいます。誰かに聞いたり話したりしにくい話題なので、間違えた方法をおこない続けることで体だけでなく心にも悪影響を及ぼしてしまっている方もいるので、今回、女性にとって心身ともに正しいオナニー方法をお話しします。
女性のオナニーは普通のこと
オナニーについて、女性同士で話す機会がなく、間違った偏見を持ってしまっている女性も少なくありませんので、まずは正しい認識を知ることが大切です。
誤った偏見として「性欲があることは恥ずかしい事」「オナニーはあまりしない方がいい」「彼氏に対して良くない行為」の様にネガティブな行為として認識している方もいます。
ですが、事実は「大半(6割)はオナニーの経験がある」「マスターベーションは心身と共にポジティブな効果がある」「彼との性行為満足度が高まる」この様にマスターベーションには素敵すぎる効果がある事が研究で分かっています。
日本の研究(JexSexSurvey)で、4人1人は月に1回以上の頻度でオナニーをおこなっており、全くオナニーをしない女性もいますが、ほぼ毎日する人もいます。傾向として年齢が若いほど頻度が高くなっています。
なので、マスターベーションはしていたら恥ずかしい事ではなく、している人がいるのは普通のことなのです。
また、一人の時間を楽しむ事は、自身の性感帯開発となり「オーガズムに達しやすい」「自分の好みの刺激が分かる」など女性自身が自分の体と心を熟知することができる最高の機会なのです。
そして、「なかなか眠れない時」「気分が優れない時」などにマスターベーションを行うことで、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンなどホルモン分泌され、睡眠に入りやすくなったり、気分がリフレッシュする方もいるのです。
なので、自分にとって必要であれば毎日行ってもいいですし、必要に感じなければ全くしなくても問題はないんですね。
性感帯を優しく触る
女性によって性的に気持ちがいいと感じる部分には個人差があり、自身で触り探求していくく事で自分自身の好みを知っていくことが大切です。例えば「頭」「首」「胸」「腰」「お尻」「膝」など自分で楽しむことで新たな発見があるかもしれません。
ただ、女性の性感帯の中で、性感帯として感覚が鋭い器官がクリトリスになります。
クリトリスのサイズや位置は個人差がありますが、クリトリスは、女性器の中で一番外側にあり、外尿道口の上に存在し、小さな豆のような形でふくらみがあります。クリトリスの包皮によって剥き出しになっていたり、皮を被っていて突起を発見しにくい場合もあります。
クリトリスには10,000以上もの神経がある為、快感を得やすい器官なのですが、その分デリケートな場所にもあるので優しい刺激でなければ痛みにもなってしまいます。なので、乾燥による摩擦を気をつけて、濡れた状態で柔らかい指の腹を使って優しく触ることが大切です。
触り方はそれぞれ好みがありますが、女性によって好む割合は違っています。「上下の動き」「円を描く動き」「左右の動き」「トントンとタップする動き」など自身が好む刺激を探してみましょう。
クリトリス刺激に限りませんが、どの刺激も強くやり過ぎてしまっては、強い刺激慣れてしまい、強い刺激でなければ感じにくくなってしまい、後から痛みや違和感が出てしまったり、実際の行為に支障が出てしまう可能性があります。
人によっては、うつ伏せに寝て性器に何かを押しあてる、床や机の角など硬い場所に性器を強くこすり付けるような刺激をしてしまっている方もいますが、デリケートな場所なのでとにかく「優しく」を心がけましょう。
また、性器部分は清潔な環境で必ず行いましょう。不潔な状態で行ってしまえば雑菌が繁殖する事で健康被害に繋がる恐れがありますが、手を使う場合には、手や爪の間までしっかりと洗う事が大切ですね。
性感帯を探求しよう
女性の代表的な性感帯は「クリトリス」ですが、クリトリスは性器部分から露出している氷山の一角なのです。
クリトリスから内側は膣壁に沿って伸びている2本の足(海綿体)までがクリトリスであり、性的な興奮刺激を得ることでクリトリス部分だけでなく体内の海綿体部分も膨張するのです。
なので、クリトリス部分だけでなく膣内上部(お腹側)の膣壁を優しく触る事でもクリトリスの一部を内部から刺激していることになり快感を得られる女性もいます。
膣内の性感帯も女性によって異なりますので、自分の事をより良く知っていくためにも自分のことを探求して楽しむ事ができれば素敵ですね。
膣内もクリトリス同様にデリケートな部分なので、優しく傷つけることないように気をつけましょう。また、膣内はより雑菌が繁殖しやすいため、特に清潔に触る事が大切になります。
コメントを残す