【図解】性行動でテストステロンを高める方法5選|射精・排卵・匂い・オーガズム

「最近やる気が出ない」「夜の元気が落ちてきた」「パートナーとの関係で悩んでいる」。そんな背景に、男性ホルモン「テストステロン」の不足が潜んでいることは少なくありません。

テストステロンは筋肉や仕事のパフォーマンスだけでなく、性行動そのものとも深く結びついています。実は、射精の頻度やパートナーとの関係性、匂いへの反応といった性にまつわる行動が、ホルモン分泌を左右することが科学的にわかってきました。

この記事では、日常の性行動がテストステロンに与える影響を研究データとともに紹介し、すぐに実践できる工夫を解説します。

射精頻度と禁欲

男性の射精のリズムは、テストステロン分泌に直結します。

中国の研究では、健康な男性が禁欲を続けると7日目にテストステロンが145%まで上昇し、その後は元に戻ることが確認されました (Jiang et al., 2003)。

ドイツの泌尿器学研究では、3週間の禁欲をした男性は自慰後のテストステロン低下が抑えられることがわかっています (Exton et al., 2001)。

一方、イタリアの観察研究では、3か月以上の完全禁欲は逆に大幅な低下を招くことが示されました (Jannini et al., 1999)。

実践方法

  • 大事な試合やデート、プレゼンなどの1週間前は禁欲でピークを作る。
  • 過度な禁欲は逆効果。週1回程度の射精をベースに調整する。
  • 性機能は「使わなければ衰える」。適度な頻度を保つことが大切。

排卵期の匂い

人間の嗅覚は無意識にホルモンに影響します。

アメリカの実験では、男性が排卵期の女性が着ていたTシャツの匂いを嗅ぐと、テストステロンが36%も上昇したと報告されています (Miller & Maner, 2010)。

また、フランスの心理学者ゲーゲンの調査では、排卵期の女性はナイトクラブで声をかけられる確率が約2倍高いことがわかりました (Guéguen, 2009)。

つまり、男性は無意識に「妊娠しやすい時期」を感知し、ホルモン的に反応しているのです。

実践方法

  • 匂いは人によって違うため、無理に意識しなくてもOK。
  • パートナーがいる場合は、香水や柔軟剤で隠しすぎない自然な香りを大切にする。
  • 公共の場で匂いを意識的に使うのは不適切。必ず信頼関係と合意が前提。

彼女をオーガズムに導く

2024年の米国研究では、女性パートナーがオーガズムを達成すると男性のテストステロンが上昇することが報告されました (Hawley et al., 2024)。特にテストステロンが低い男性ほど、この効果が強く現れるとされています。

「相手を満足させること」は、男性の自己効力感を高め、社会的な自信や男らしさを強める循環システムなのです。

実践方法

  • 性行為は「共同作業」と考え、一方的にならないようにする。
  • 前戯の時間をしっかりとり、会話で心地よさを確認する。
  • 潤滑剤や体位の工夫で、相手の快適さを優先する。

射精の寸止め

獨協医科大学の研究では、男性7名を対象に性的刺激の段階ごとに血中テストステロンを測定。勃起から射精直前まで上昇を続け、射精後10分で元に戻ることが確認されました (Kobori et al., 2020)。

この結果から、「寸止め」によって一時的にテストステロンのピークを維持できる可能性があります。

実践方法

  • 射精を完全に我慢する必要はなく、短時間の寸止めで十分。
  • 常習化するとストレスや不快感につながるため「補助的な工夫」として活用する。
  • 練習というより「遊びの延長」として取り入れるくらいがベスト。

結婚後の新たな行動

恋愛や結婚のステージもホルモンに影響します。

デンマークの10年追跡調査では、結婚している男性は独身よりテストステロンが低く、離婚後に再び上昇する傾向が見られました (Gettler et al., 2011)。

また、イギリスの研究では、新しい恋愛関係にある男性のテストステロンが一時的に上昇することが報告されています (Farrelly et al., 2015)。

長期的に一人の女性との交際は素晴らしいことですが、これは「安定した関係では養育モードに入り、挑戦や競争の回路が弱まる」という進化的適応の表れだと考えられます。

なので、長期関係でもフレッシュな関係を維持できるような工夫はとても大切になります。

実践方法

  • 長期関係でも「遊びや挑戦」を一緒に取り入れる。
  • 新しいデート、共通の運動習慣、役割交代などで刺激を加える。
  • 「二人で冒険をする体験」を共有すると、テストステロン低下を緩やかにできる。

まとめ

性行動は、テストステロンと直結しています。

  • 射精のリズムを整える
  • 匂いに無意識で反応する
  • パートナーを満足させる
  • 寸止めでピークを維持する
  • 長期関係では刺激を保つ

これらを意識的に取り入れることで、テストステロンは自然に整い、自信や活力も高まります。「性」はプライベートなものですが、同時に心身の健康を支えるホルモンのスイッチでもあるのです。

朝から夜まで元気(プロモーション)

朝から夜まで元気で過ごすためには、日々の活力を意識することが大切です。力を発揮するためにも、健康維持に必要な成分を効率よく摂取するために、食事はとても大切であり、補助的にはサプリの利用価値が非常に高いです。

しかし、泌尿器科の研究では、50種類の活力サプリを分析した結果、109種類の成分のうち、活力を支える成分として認められたのはわずか25%でした。

さらに、活力を低下させるリスクがある成分も含まれていることが明らかになっています(Clemesha et al., 2020)。

研究で効果が報告された成分としては、亜鉛、マグネシウム、ビタミンD、トンカットアリ、ムクナ、フェヌグリーク、ショウガ等は、挙げられていました。

そのため、科学的に活力をサポートする成分のみを配合したサプリメントを選び、継続的に摂取することが重要です。

TEXYは、メンズを支える20倍濃縮トンカットアリエキス末を配合(9,000mg)、さらに亜鉛は吸収性に優れた「亜鉛酵母(3,360mg)」を配合した、T系サプリメントです。

さらに、相性の良いマグネシウム・ビタミンD・セレンを組み合わせ、吸収に着目した特許成分バイオペリン®で、年齢とともに変化する活力を意識した設計になっています。

「TEXY」は、それぞれ成分単体として摂取するのではなく、成分の組み合わせによって、より実感力を目指した科学的配合サプリなんですね。



シリーズ商品

「シトルリン」「アルギニン」「サビート」が配合されている「NOXY」や「ムクナ」「高麗人参」が配合されている「DOXY」も、それぞれ異なる成分設計なので、日々のコンディション維持を意識したい方におすすめです。

これらのサプリは「男性」×「科学」をテーマに論文を軸にして成分を構成しているサプリメントであり「NOXY」「TEXY」「DOXY」は、違ったアプローチ、異なる配合成分で構成されているので、単品での使用はもちろん、目的に応じて併用でもご活用いただけます。

サプリメントは魔法のような効果は期待できませんが、継続することで確かな実感を目指すことができます。しかし、中には、使い続けても全く効果が期待できなかったりリスクがあるものもあるので選び方には注意が必要です。

下記にて正しいサプリの選び方について記載していますので、参考にしてください。

【絶対に選んではいけない】男性向けサプリの正しい見極め方

9月 17, 2025


参考文献

Exton, M. S., Krüger, T. H., Bursch, N., Haake, P., Knapp, W., Schedlowski, M., & Hartmann, U. (2001). Endocrine response to masturbation-induced orgasm in healthy men following a 3-week sexual abstinence. World Journal of Urology, 19(5), 377–382.

Guéguen, N. (2009). Menstrual cycle phases and female receptivity to a courtship solicitation: An evaluation in a nightclub. Evolution and Human Behavior, 30(5), 351–355.

Hawley, W. R., Cancilla, B. R., Barnes, J. L., & Morrow, G. D. (2024). Social perceptions of masculinity and sexual esteem are impacted by partner orgasm and testosterone. Archives of Sexual Behavior, 53(1), 45–59.

Jannini, E. A., Screponi, E., Carosa, E., Pepe, M., Lo Giudice, F., Trimarchi, F., & Benvenga, S. (1999). Lack of sexual activity from erectile dysfunction is associated with a reversible reduction in serum testosterone. International Journal of Andrology, 22(6), 385–392.

Jiang, M., Xin, J., Zou, Q., & Shen, J. (2003). Periodic changes in serum testosterone levels after ejaculation in men. Sheng Li Xue Bao, 54(6), 535–538.

Kobori, Y., Osaka, A., Ide, H., Okada, H., Arai, G., Tokumoto, T., … & Soh, S. (2020). Serum testosterone level rises drastically at the moment of ejaculation. Journal of Urology, 203(4), e780.

Miller, S. L., & Maner, J. K. (2010). Scent of a woman: Men’s testosterone responses to olfactory ovulation cues. Psychological Science, 21(2), 276–283.

Gettler, L. T., McDade, T. W., Feranil, A. B., & Kuzawa, C. W. (2011). Longitudinal evidence that fatherhood decreases testosterone in human males. Proceedings of the National Academy of Sciences, 108(39), 16194–16199.

Farrelly, D., Owens, R., Elliott, H., Walden, H., & Wetherell, M. (2015). The effects of being in a new relationship on levels of testosterone in men. Evolutionary Psychology, 13(1), 250–261.

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