【図解】フル勃起をキープする方法5選|セックス中に萎えない・EDにならない!

「最初は勃っていたのに、いざ挿入となると萎えてしまう…」そんな経験をしたことがある男性は少なくありません。医学的に大きな異常がなくても、セックス中に勃起を維持できないのは、心因性EDの典型例であり、誰でもなってしまうことがあるんです。

プレッシャーや緊張、パートナーへの気遣いから自分の快感を置き去りにしてしまうことで、脳が性的刺激を「快感」として認識できなくなり、勃起指令が途切れてしまうのです。また、「男はこうであるべき」という固定観念や、失敗を恐れる気持ちも心理的負担となり、交感神経が優位になって血管が収縮し、血流が陰茎に届かなくなります。

ですが、勃起を維持するためには、考え方を少し変えたり、パートナーと協力したりするだけで改善できるケースが多いのです。この記事では、セックス中にフル勃起をキープする方法についてご紹介します。

勃起する前戯

正常に勃起ができるのに、挿入直前になって勃起不全になってしまう場合には、「自分の快感を置き去り」にしてしまっている可能性があります。

パートナーに気持ち良くなってもらうために「どこが気持ちいいのか」「どのくらいの強さが気持ちいいのか」など相手への感覚に意識をフォーカスしてしまうため、自分への快感に感覚が向く事がなくなり、脳は快感として認識する事ができず、最初は勃起していたとしても、陰茎への勃起指令が無くなってしまい徐々に萎えてしまいます。

また、前戯で「気持ち良くさせないと!」「下手だと思われたくない」などプレッシャーや緊張が強くなってしまい交感神経が優位になってしまう事で、血管が収縮して血流が悪くなり、ペニスに行き届いていた血流の流れが悪くなり勃起していたとしても萎えてしまいます。

相手優先で自分の感覚を置きざりにする事で性的刺激が足りなくなりますし、前戯によるプレッシャーで緊張すると血管収縮して血流が悪くなるなので、前戯をするときに、自分が前戯で行なっている指や舌の触れている「温度」「触覚」「味」など、感じられるあらゆる感覚を味わい、相手の反応を楽しみ、その雰囲気を感じる意識で愛撫を行うのです。

一つ一つの行為をその場その場で毎回楽しむ事で、脳が性的な興奮として認識をするので、どんどん勃起機能が高まります。また、今に集中できるため余計な思考も生まれにくくなり、ストレスが軽減して過度な緊張も生まれにくくなり、男性機能が高まりやすい状態になります。

男性らしさを捨てる

「男はこうであるべき!」と固定観念を強く持ってしまっている人ほど、性的に満足できなく、心因性EDになってしまい勃起不全を起こしてしまう可能性が高まります。

性行為の満足度と性に対する思考について調べた研究で、「男がリードすべき」「上手くしなければいけない」「十分な勃起をしなければいけない」など性に対する固定観念が強い人ほど性行為に満足ができていない事が分かりました。

性に対する固定観念が強い人は、性行為で上手くいかなかった時には、「自分のせいだ」と思い込みやすい為、他に原因があったとしても気がつかないでよりネガティブになってしまうのです。

また、このようなネガティブな感情は自らに心理的なプレッシャーをかけてしまい、心因性EDを引き起こしやすくなります。

なので、「上手くいかないときは仕方がない」と自ら持ってしまっている「男性らしさ」を捨てる意識をしたり、このようなプレッシャーやストレスとなっている事をパートナーとコミュニケーションを通じてしっかりと話し合う事が大切になりますね。

親密なコミュニケーション

パートナーとの親密なコミュニケーションは、勃起しやすい環境を作る為に大切です。

パートナーとの行為で、お互いに素直に意見を伝え合う事が出来れば、不安感が軽減する事でリラックス状態で性行為に望む事ができるので、副交感神経が優位になり勃起しやすくなります。

また、コミュニケーションの一つとして肌と肌の触れ合いをする事でオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されて、ストレスや不安感なども軽減することができる為、副交感神経の働きが優位になりやすく男性機能にプラスの影響を与えることができます。

なので、会話をする、手をつなぐ、ハグをする等、親密なコミュニケーションを心掛けて心身ともにリラックス状態を作ることが大切になります。

また、勃起が弱まった場合でも、どうして勃起維持する事が大変なのかパートナーが理解する事で互いに快感が得られるように助け合うことも可能になり、互いの性的満足度も上がるのでパートナーとのコミュニケーションをしっかりと取れるようにしましょう。

アログルーミング

アログルーミングによって、身体がリラックスして副交感神経が優位になりやすく男性機能も高まりやすいです。

アログルーミングとは、動物が体の衛生や機能維持などを目的として毛繕いをする行為を指すのですが、生理学的にもリラックス・緊張緩和の効果があります。

例えば、「マッサージ」して肌と肌が触れあいながらほぐしあったり、互いに「洗い合い」をしたり、「耳かき」をするなどですね。

実際に、15分間のマッサージを行う事でオキシトシンが増えて、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑える事で、ストレス緩和、男性機能向上するデータがあります。

また、互いに触れ合いながら「最近、調子はどう?」「休日したいことある?」など会話もしながらコミュニケーションをとることでリラックス効果がより期待できますね。

自分だけでなくパートナーの「ストレス」「不安感」の緩和効果も期待できるので、満足度が高い行為ができる可能性も高まります。

ノンエレクト法

「勃起させてはいけない」と強く男性が認識する事で逆説的に勃起を促す方法になります。

身体的な原因でEDとなってしまっている器質性EDには効果が無いのですが、日々のストレスやプレッシャーによって勃起ができない心因性EDに効果的な方法であり、パートナーの協力が必要になる方法になります。

ノンエレクト法のやり方は、

  1. パートナーと互いに愛撫をする
  2. 自分の陰茎の根本を指で圧迫して亀頭部分を血液を集める
  3. 亀頭部分だけで性交渉をして膣内の感覚に意識を集中する

「勃起しなければいけない!」といったプレッシャーで、「十分な勃起ができない」→「焦りとストレスを感じる」→「より勃起ができない」と言った負のスパイラルに陥ってしまっている方には効果が期待できる行動療法になります。

勃起させることに躍起になっている心理状態をあえて「勃起させなくてもいい」状態にする事で、85%の改善率データもあるほど数多くの勃起不全を改善しています。

まとめ

セックスの場面で勃起を維持できない原因は、身体的なものだけではなく、心のあり方やパートナーとの関わり方に強く影響されます。相手を意識しすぎて自分の感覚を置き去りにしてしまうことや、「男はこうでなければ」という思い込みは、かえってプレッシャーを生み、心因性EDを引き起こしやすくなります。

大切なのは「自然体で楽しむ」こと。前戯の中で自分の感覚を味わい、相手の反応を楽しむ意識を持つと、脳が性的な興奮をしっかりと認識しやすくなります。また、パートナーと素直にコミュニケーションを取り、ハグやマッサージなどのスキンシップ(アログルーミング)を重ねることで、オキシトシンが分泌されリラックス状態が作られ、勃起しやすい環境が整います。

さらに、勃起を「しなければ」と思うほど悪循環に陥ることがあります。そのような場合は、あえて「勃起しなくてもいい」と捉えるノンエレクト法のような心理的アプローチも有効です。実際に高い改善率が報告されている方法であり、パートナーの協力のもとで安心して試せるものです。

つまり、心因性EDを克服するカギは「快感に意識を向けること」「男性らしさの呪縛を手放すこと」「パートナーと心身でつながること」。こうした小さな工夫を積み重ねることで、プレッシャーから解放され、セックスをもっと自然体で楽しめるようになります。

朝から夜まで元気(プロモーション)

自分らしく挑み続けるために、巡りが非常に大切です。必要な力をしっかり届けるためには、体内のNO(一酸化窒素)による巡りを意識したサポートが欠かせません。

しかし、食事だけでこのNO系成分を継続的に摂取し続けるのは、どうしても難しいもの

必要な成分を確実に摂取するためには、日々の食事だけでは量やバランスが足りない場合が多いです。

そこで、効率よく巡りをサポートするサプリメントの利用価値が高くなります。

NOXYは、巡りをサポートする成分であるアルギニン・シトルリン(30,000mg)に加え、アスリートにも注目されているNO3成分のビートルート(30,000mg)を配合した、男性向けのNO系サプリメントです。

さらに、吸収効率を高めるビタミンC・Eや特許成分バイオペリン®を配合し、芯からみなぎる力をサポートするよう設計されています。

他にも、メンズの活力に関する研究が多く行われている「葉酸」と相性がいい組み合わせである「ビタミンB6」「ビタミンB12」が配合された論文をベースに「成分の質」と「成分の相性」にこだわった男性向けNO系サプリメントです。



シリーズ商品

「トンカットアリ」「亜鉛酵母」が配合されている「TEXY」や「ムクナエキス」「高麗人参」が配合されている「DOXY」も、それぞれ異なる成分設計で、日々のコンディション維持を意識したい方におすすめです。

これらのサプリは「男性」×「科学」をテーマに論文を軸にして成分を構成しているサプリメントであり「NOXY」「TEXY」「DOXY」は、違ったアプローチ、異なる配合成分で構成されているので、単品での使用はもちろん、目的に応じて併用でもご活用いただけます。

サプリメントは魔法のような効果は期待できませんが、継続することで確かな実感を目指すことができます。しかし、中には、使い続けても全く効果が期待できなかったりリスクがあるものもあるので選び方には注意が必要です。

下記にて正しいサプリの選び方について記載していますので、参考にしてください。

【絶対に選んではいけない】男性向けサプリの正しい見極め方

9月 17, 2025


参考文献

マインドフルネス・心理療法

Bossio, J. A., et al. (2018). Mindfulness-based group therapy for men with situational erectile dysfunction: A mixed-methods feasibility analysis and pilot study. Journal of Sexual Medicine, 15(12), 1781–1790.

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パートナーシップ・コミュニケーション

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治療法・ノンエレクト法

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