
男性の中には「早いのはダメ!長い方がいいんでしょ!」と思っている方も多いですが、実は男性が思っているSEX挿入時間と女性が本当に求めている理想のSEX挿入時間には結構違いがあります。
また、実際の挿入平均時間と女性の理想的な挿入時間とも差があるのです。

なので、今回、世界的な調査と日本の調査を元に「理想とする挿入時間」と女性にとってSEX挿入時間よりももっと重要な「最高の挿入方法」についてお話しをしていきます。
平均挿入時間と理想的な挿入時間

多くの調査から男性は理想とする挿入時間が女性が理想とする平均時間よりも長めであり中には「30分以上」持続させたいと考える人も多くいました。では、実際に平均時間や理想とする時間についてお話しします。

性医学ジャーナルに掲載された「5か国、計500組のカップル」を対象の平均挿入時間に関する研究では、挿入時間が「33秒」〜「44分」と振り幅がありましたが平均では「5分24秒」でした。

では、平均挿入時間「5分24秒」が理想的な挿入時間かといえばそうではなくこれよりも少し長めの時間になります。性医学ジャーナルに掲載されたペンシルベニア州立大学にて心理学者、医師、看護師などセラピスト50人を対象とした調査では、挿入時間を「短すぎる」「望ましい」「長すぎる」の3つで評価をしました。
結果、
- 理想的な挿入時間である「望ましい」時間は、7〜13分。
- 「短すぎる」時間は、1〜2分。
- 「長すぎる」時間は、10〜30分。
となりました。

このことから、理想的な挿入時間は平均的な挿入時間より少し長めであり、男女の性機能面を考慮した時間になっています。なので、「7分」程度で十分な挿入時間になり「10分」を超えてくれば人によっては長すぎると感じる時間でもあるのです。

そして、早漏と定義されるのも、国際性医学会議 (ISSM)で「いつも挿入前または挿入1分以内にでてしまう」と時間については発表していることから、このことからも「1~2分」程度では「短すぎる」と定義されますが、「2分以上」挿入していたら早漏ではないと言えるんですね!
女性が求める最高の挿入方法2選
前戯時間

研究データから「7分〜13分の挿入をすれば女性にとって最高なんだ!」と思ってしまいがちですが、これは挿入時間だけの話であって挿入方法や前戯時間は含んでいません。

バージニア大学医学部を卒業したアメリカの精神科医サルツ博士によると、女性はオーガズムに達するまでに平均で20分間の刺激と興奮を必要とし、挿入だけでオーガズムに達することができるのは女性のうち少数なので、最高の挿入にするにはまず、前戯に力を入れる必要があることが分かります。

152人を対象としたニューブランズウィック大学の研究で前戯から挿入時間までの男女の理想的な時間を調査したデータによると、女性の理想としては「19分〜21分」の前戯時間を求め、「14分〜15分」の挿入時間を求めました。
挿入より前戯の方が女性はオーガズムを得やすいこともわかっていますし、前戯をすることで女性の感度が上がりますし、挿入した時の快感は段違いなものになります。なので、適当な前戯をして挿入時間を重視するより、前戯に力を入れてから挿入した方が女性にとって最高の挿入になります。
快感集中

女性にとって快感の最大の弊害は、挿入による痛みです。前戯をしっかりと行うことにより女性の膣の分泌液により挿入するときに痛みを感じにくくスムーズな性交が可能になります。
しかし、女性によっては濡れにくかったり、濡れが少ない場合には潤滑剤の使用が望ましいのです。

性行為に関する調査をしている一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センター(JEX JAPAN SEX SURVEY)が全国20~69歳の男女の5,029人対象にした調査では、女性は性行為にて一番の悩みがオーガズムに達せられないとしています。(男性は挿入時間の短さ)

オーガズムに上り詰めるためにも痛みは最大の敵になりますが、挿入によって乾きがあれば摩擦によって痛みを感じてしまいます。調査では62.5%が「性交渉の時に痛みを感じる」と大半の女性は回答をしております。

この性交痛は、潤滑剤を使うことで痛みを和らげたり軽減させて快感に集中することができるのですが、性行為で潤滑剤を使うと回答した女性は「20.5%」であり大半の女性は痛みを感じながらも潤滑剤を使っていないことがわかっているのです。

潤滑剤は知っているけど使いづらい悩みの声もあり具体的には「パートナーに相談しづらい」とありました。なので、女性が自分で用意するだけでなく男性から使って提案して使ってあげられたら素敵です。
女性が求める勃起力

勃起力が足りない事で、男性はもちろん女性のセックス満足度が低下している可能性があります。
EDと女性のセックス満足度を調べた研究で、女性はパートナー男性のEDレベルが高いほど、女性の性欲やオーガズム達成率が低くなる事が分かりました。勃起力が低くなる事で男性の自信が失うだけでなく、ほとんどの女性は勃起に対する正しい知識を知らない為、女性も自信も失ってしまい「自分のせいかもしれない」と考える人も多かったのです。
つまり、硬い勃起力ができていれば、「自分で興奮してくれている」と女性にとって一つの安心材料となるのです。
勃起の硬さレベルは、「(EHS:Erection Hardness Score)」は 0 ~ 4 の5つのスコアで判定ができます。

グレード 0 陰茎は大きくならない。
グレード 1 陰茎は大きくなるが、硬くはない。例えると:こんにゃく
グレード 2 陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。例えると:みかん
グレード 3 陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない。例えると:グレープフルーツ
グレード 4 陰茎は完全に硬く、硬直している。例えると:りんご
グレード4であるりんごの様な勃起が出来ているほど、勃起力が高く女性に対しても最高のパフォーマンスとなるのです。
ですが「加齢によって衰えを感じる」「ムラムラ感が減ってきた」「1回戦で力尽きて2回戦目に望めない」という方は、テストステロンに関する研究が行われた成分が採用されているT系サプリメントがポジティブケアをしてくれます。
テストステロンは、神経伝達物質の形成や一酸化窒素(NO)を作り出す手伝いをすることができますので、「男性機能(勃起機能)」「性欲(性的欲求)」「不応期の短縮(賢者タイムの短縮)」にとって役立つ物質です。
更に、テストステロンレベルと早漏の関係を調べた結果、比較的低いテストステロンの男性は、早漏のリスクと関連していることが分かったことからも男性機能を総合的にサポートしてくれます。
サプリメントは、治療とは違い即効性ではなく、日々の習慣改善と合わせて男性のコンディションを根本的な改善をしていく事が目的となるので副作用なども基本的になく、日々の生活の中で活用できます。
T系サプリメントを成分や価格帯から比較してランキングにしているので参考にしてください。
まとめ

女性の理想的な前戯やSEX挿入時間がありますが、実際の行為では前戯、挿入共にそれよりも約7、8分は短い行為が行われます。このことから理想的な想像とは違い現実では違った行為にもなるということが分かります。

ですが、男性側が女性の理想像に近づく努力をすることは悪くありませんし互いにコミュニケーションをとって素敵な行為ができることが素敵ですね!今回紹介した、SEX挿入時間のデータは一つの判断材料にはなりますが、女性によって個人差はありますし、前戯によって大きく異なりますので、データも大事ですが互いにコミュニケーションをとって、より良い行為が行えることがベストだと思っています!
■参考文献
A multinational population survey of intravaginal ejaculation latency time(J Sex Med
. 2005 Jul;2(4):492-7. doi: 10.1111/j.1743-6109.2005.00070.x.)
Good Sexual Intercourse Lasts Minutes, Not Hours, Therapists Say(Date:April 2, 2008
Source:
Penn State)
Actual and desired duration of foreplay and intercourse: discordance and misperceptions within heterosexual couples(PMID: 15497058 DOI: 10.1080/00224490409552237)
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