「オナニーって、本当に正しいやり方があるの?」
誰にも教わらず自己流で続けてきた人がほとんどですが、実はオナニー(マスターベーション)の方法によっては 早漏や遅漏、勃起力の低下 といったトラブルの原因になることもあります。
一方で、医学的な研究では、正しいマスターベーション習慣はストレス解消、勃起力の維持、睡眠改善、性機能アップ など多くの健康効果があることもわかっています。
この記事では、初心者にも安心して実践できる「世界一やさしいマスターベーション入門」として、健康的にできるオナニー方法を解説します。
もくじ
健全に楽しもう

オナニーは、自分の身体や性的な反応を理解するための素晴らしい方法であり、多くの人々がそれを安全に楽しむことができます。
また、オナニーは科学的にたくさんのメリットがあることも分かっているので、正しい知識とマナーを持つことができれば、健康的で満足のいく性生活をサポートすることができるのです。

まずは、オナニーを安心して続けるために欠かせない基本から。これは性科学の観点からもとても大切なポイントです。健全にマスターベーションするためには、「プライベート」「清潔」「優しく」がポイントです。

プライベートを確保する

オナニーは自分だけの行為であり、他人に見せるものではありません。他人に見られてしまうと、不快に思わせたりトラブルの原因になることがあります。必ず一人になれる場所や時間を選んで行いましょう。
清潔を意識する

手や道具が不潔だと、尿道や性器の粘膜に炎症を起こすリスクがあります。必ず 手を洗う・爪を整える といった清潔管理をしましょう。ローションやオイルを使う場合も、肌に優しい製品を選ぶのが基本です。シャンプーや石鹸は粘膜に刺激が強すぎて「かゆみ・乾燥・化学火傷」を招く可能性があるため避けましょう。
自分に優しくする

強すぎる刺激でオナニーを続けていると、勃起障害や膣内射精障害(いわゆる遅漏)のリスクが高まります。力任せにせず、「優しく、気持ちよさを味わう」意識で取り組むことが大切です。この3つを守るだけでも、マスターベーションはずっと健全で心地よいものになりますので、自分に合ったマスターベーションを「回数」や「方法」を見つけ出してください。

リラックスして楽しもう

大事な場所を触る前に、自分の肌全体を優しくタッチして触れていくことで脳がポジティブな反応を見せて勃起力が高まる可能性があります。
コルチゾールが高くストレスや不安感が強いことで交感神経が優位になってしまい、血流が悪くなり神経伝達も悪くなってしまうことで勃起力が低下してしまいます。また、勃起をサポートするテストステロンの低下も招いてしまいます。

しかし、リラックスしていたり幸福度が高いことで、脳は副交感神経が優位になり体の血流は良くなり、テストステロンも分泌しやすく勃起しやすい体の状態になります。

ゲーテ大学の研究で、セルフタッチの時間とコルチゾールの減少が有意な関係性があることがわかりました。他人からのハグやスキンシップでもストレスの緩和効果が得られるのですが、セルフでのスキンシップでもストレス緩和に効果的だと分かったのです。また、日本の研究でもハンドマッサージをしたりセルフタッチにより自身の肌に触れることで交感神経を鎮めて不安感を軽減することが明らかにされました。

他にストレス緩和や不安感の解消に良いと明らかにされた方法は「アロマ」や「音楽」です。

アロマによるリラックス効果に関する研究は多数ありますが、その中でも研究で代表的な香りが「ラベンダー」「オレンジ」「ジャスミン」「カモミール」「バニラ」「フランキンセンス」などは、研究にて効果がある事がわかりました。

嗅覚は、脳と密栓な関係があり、嗅覚にとって受け取った刺激が脳に深い影響を与える事ができるのでマスターベーションと一緒にアロマは有効的です。

音楽は研究にて、心拍数や血圧の低下、不安感の減少が見られた事がわかりました。

代表的な音楽が「スローテンポ」「調和のとれた音程」「低周波数が含まれている」「繰り返しのリズム」が最適であり、具体的に「クラシック音楽」「波、風など自然音」「瞑想用音楽」は有効的ですね。ただ、好みの香りや音楽に個人差はありますので、自分に合ったモノを使うことが望ましいですね。


陰茎に手を伸ばす前に、自分自身をご自愛するように肌全体に優しく触れていき、部屋にいい香りとリラックスできる音楽をかけることでストレスレスなマスターベーション環境が出来上がります。
いつだって楽しもう

オナニーといえば「夜にこっそり」というイメージが強いですが、実は、朝に行うことは大きなメリットがあります。ルールに縛られる必要はなく、朝でも昼でも「自分がリラックスできるタイミング」でしていいのです。
実際に、1,000人を対象した研究で性的な活動を行うのに最適な時間が朝という報告もあり、男性は朝に行うことで男性ホルモンであるテストステロンの濃度が高まり性欲や感度が増した状態で行えるのです。
そして、オーガズムにより放出されるドーパミンが放出されます。「ドーパミン」というホルモンは、私たちを幸福感に包み込む効果があり、朝にオーガズムに感じることにより、1日をリラックスして始めることができ、エネルギーに満ち溢れることができるのです。

朝にオーガズムに達することで、脳が効率的に働き仕事の生産性を高めるなどポジティブな効果をもたらすことが調査で明らかにされています。
そして、朝に日光を浴びるながらマスターベーションを行えば、男性機能により効果的な影響をもたらします。日光を浴びる事で、人間の体はビタミンDを生成してくれます。ビタミンDが不足してしまう事で、勃起不全(ED)を発症するリスクが高くなってしまう事が分かっており、ビタミンDはより健康な体と勃起力に必要な栄養素になります。
また、日光によってセロトニンも分泌されるのですが、セロトニン不足は早漏の一つの原因にもなりやすいのですが、日光を浴びる事で、セロトニン不足による早漏改善の期待もできるのです。

このように、夜ではなく朝でも昼でも日光を浴びながらマスターベーションをすることで男性力を総合的に上げてくれる可能性がある最適な時間帯のマスターベーションになりますね。
まとめ
マスターベーションは、間違った習慣だと性機能を下げることもありますが、正しく行えば「心と体を整える最高のセルフケア」になります。今日から少しだけ習慣を工夫してみてください。きっとこれまで以上に気持ちよく、そして健康的に楽しめるはずです。
朝から夜まで元気(プロモーション)
朝から夜まで元気で過ごすためには、日々の活力を意識することが大切です。力を発揮するためにも、健康維持に必要な成分を効率よく摂取するために、食事はとても大切であり、補助的にはサプリの利用価値が非常に高いです。

しかし、泌尿器科の研究では、50種類の活力サプリを分析した結果、109種類の成分のうち、活力を支える成分として認められたのはわずか25%でした。

さらに、活力を低下させるリスクがある成分も含まれていることが明らかになっています(Clemesha et al., 2020)。

研究で効果が報告された成分としては、亜鉛、マグネシウム、ビタミンD、トンカットアリ、ムクナ、フェヌグリーク、ショウガ等は、挙げられていました。

そのため、科学的に活力をサポートする成分のみを配合したサプリメントを選び、継続的に摂取することが重要です。
TEXYは、メンズを支える20倍濃縮トンカットアリエキス末を配合(9,000mg)、さらに亜鉛は吸収性に優れた「亜鉛酵母(3,360mg)」を配合した、T系サプリメントです。

さらに、相性の良いマグネシウム・ビタミンD・セレンを組み合わせ、吸収に着目した特許成分バイオペリン®で、年齢とともに変化する活力を意識した設計になっています。

「TEXY」は、それぞれ成分単体として摂取するのではなく、成分の組み合わせによって、より実感力を目指した科学的配合サプリなんですね。
シリーズ商品
「シトルリン」「アルギニン」「サビート」が配合されている「NOXY」や「ムクナ」「高麗人参」が配合されている「DOXY」も、それぞれ異なる成分設計なので、日々のコンディション維持を意識したい方におすすめです。

これらのサプリは「男性」×「科学」をテーマに論文を軸にして成分を構成しているサプリメントであり「NOXY」「TEXY」「DOXY」は、違ったアプローチ、異なる配合成分で構成されているので、単品での使用はもちろん、目的に応じて併用でもご活用いただけます。
サプリメントは魔法のような効果は期待できませんが、継続することで確かな実感を目指すことができます。しかし、中には、使い続けても全く効果が期待できなかったりリスクがあるものもあるので選び方には注意が必要です。
下記にて正しいサプリの選び方について記載していますので、参考にしてください。
参考文献
ストレス・テストステロン・セルフタッチ
Wrzosek, M., Woźniak, J., & Włodarek, D. (2020). The causes of adverse changes of testosterone levels in men. Expert Review of Endocrinology & Metabolism, 15(5), 355–362.
Dreisoerner, A., Junker, N. M., Schlotz, W., Heimrich, J., Bloemeke, S., Ditzen, B., & van Dick, R. (2021). Self-soothing touch and being hugged reduce cortisol responses to stress: A randomized controlled trial on stress, physical touch, and social identity. Comprehensive Psychoneuroendocrinology, 8, 100069.
山口 創. (n.d.). セルフタッチによるストレス緩和効果と皮膚によるストレス把握の可能性の検討. 桜美林大学リベラルアーツ学群.
音楽療法・コルチゾール・痛みとストレス
Chanda, M. L., & Levitin, D. J. (2013). The effects of music listening on pain and stress in the daily life of patients with fibromyalgia syndrome. Frontiers in Psychology, 4, 611.
Chiu, C. C., et al. (2016). Music therapy-induced changes in salivary cortisol level are predictive of cardiovascular mortality in patients under maintenance hemodialysis. Nephrology Dialysis Transplantation, 31(11), 1911–1919.
アロマ・ハーブのリラクゼーション効果
Koulivand, P. H., Khaleghi Ghadiri, M., & Gorji, A. (2013). Lavender and the nervous system. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, 2013, 681304.
Tanida, M., et al. (2005). Relaxation effects of lavender aromatherapy improve coronary flow velocity reserve in healthy men evaluated by transthoracic Doppler echocardiography. Circulation Journal, 69(7), 819–824.
Srivastava, J. K., Shankar, E., & Gupta, S. (2010). Chamomile: A herbal medicine of the past with bright future. Molecular Medicine Reports, 3(6), 895–901.
Mertens-Talcott, S. U., et al. (2019). Frankincense: From the selection of traditional applications to the novel phytotherapy for the prevention and treatment of serious diseases. Journal of Ethnopharmacology, 233, 214–227.
朝の性活動・生産性・ビタミンD
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Men’s Health Editorial. (2021, August 6). Why do you get morning wood? Believe it or not, there’s an important scientific reason. Men’s Health.
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