【オナニー】勃起力をどんどん高める正しい射精法6選

自慰行為、性行為で「射精」は大きな目的の一つです。ただ、「勃ちにくくなる」「萎えやすくなる」など間違えた射精方法をしてしまっている方もいるので、今回は、科学的に勃起力が高まる正しい射精方法を6選お話しします。

 

エッジング射精

エッジング射精では、射精したくなったらすぐに射精するのではなく、寸止めをします。エッジングが危険と思う方もいますが、極度にやりすぎなければ身体に害はありません。

 

エッジングによって、射精する時の快感の感度が高まる人がいます。また、性的興奮の平坦(へいたん)期を持続させる事ができるようになるトレーニングなので、オーガズム期にすぐ射精してしまう人も平坦を引き延ばす事がでいるようになる為、勃起し続ける事ができるようになる可能性があるのです。

 

性的興奮(性反応)は、(1)興奮期(excitement phase)(2)平坦期(plateau phase),(3)オーガスム期(orgasmic phase)(4)消退期(resolution phase)

 

エッジング法のやり方は、

  1. 射精したくなるまで陰茎を刺激する
  2. オーガズムが近づいていると感じたら直前で刺激を止める(約30秒間)
  3. 射精したい衝動がなくなったら刺激を再開して繰り返す(2~5回程)

 

エッジングによって射精する感覚を掴み、勃起状態をコントールしやすくなったり、早漏改善効果が明らかにされた研究データもあることから様々なメリットがある射精方法になります。

 

ケーゲル射精

アーノルド・ケーゲル博士が開発したトレーニング法である「ケーゲル体操」を射精する時に意識する事で勃起力を高める効果が期待できます。

 

ケーゲル体操は、「尿失禁予防及び治療」が目的でしたが、その後の研究で健康だけでなく性機能にも効果があることが分かっていったのです。

 

ケーゲル体操は、骨盤を支える筋肉である「骨盤底筋」を鍛えるトレーニングであり、骨盤底筋の一つであり、恥骨から仙骨を結ぶ筋肉「恥骨尾骨筋(PC筋)」に集中的にアプローチしていきます。

 

サマセットナフィールド病院の研究では「勃起不全の平均年齢59歳の男性55人」を対象に骨盤底筋を鍛える事で勃起力は改善するかどうかを調査したところ、約75%の勃起力の機能改善ができたことが分かりました。骨盤トレーニングによって明確に勃起力アップ効果があるんですね。

 

 

ケーゲル射精の基本的なやり方は

  1. PC筋を使う感覚を掴む(排尿するときに途中で止める時に使う筋肉)
  2. 勃起しながらPC筋に力を込める(感覚例:排尿をグッと止める様、硬い大便を切る様、ペニスを上にグッと持ち上げる様)↔︎力を抜いて脱力を繰り返す

何度もPC筋に力を込めて脱力をする繰り返しを射精する前に行いましょう。

 

ケーゲル射精のショルダーブリッジを活用したやり方は

  1. 仰向けに寝た状態で足を肩幅に開き膝を立てる
  2. PC筋に力を込めて内ももに力を入れて腰を上げる
  3. 肩・背骨・膝が一直線になる状態まで上げてPC筋に力を込めたまま数秒停止
  4. 力を抜いて脱力しながらゆっくりと下ろす

これを射精する前に10回繰り返しましょう。

 

このトレーニングを定期的に行うことで4〜6週間で自覚できるほど改善効果が出てきます。

 

マスターベーション中にできるシンプルなトレーニングですが、日常生活で取り入れる事ができますし、勃起力に直接的な効果が期待できますよ。

 

瞑想射精

射精することに集中して瞑想をする事で勃起力を高める事ができます。

 

勃起力を低下させる一つの要因に、不安感やストレスであり、心理的な理由から勃起力が弱まっている人もいるのです。

 

例えば、自慰行為では勃起できて射精できるけど、特定のパートナーとの性行為では不安があり挿入タイミングで勃起が上手くできない、挿入時にも勃起力が足りなくて中折れしてしまい射精まで達する事ができない人もいます。

 

ですが、瞑想射精をすることで、不安やストレスを軽減させて勃起力を高める可能性があります。

 

一人で瞑想射精をする方法は「今、この瞬間」を観察してマスターベーションをするのです。

  1. 手でペニス握った感触(温度、質感、触り心地など)や快感に意識を向ける
  2. 頭の中で違うことを考え感触や快感から意識が外れてしまう
  3. 感触や快感から意識が外れてしまったことに気がつく
  4. 再び手とペニスに意識を戻す

 

手やペニスの感触や感覚に意識を向け続ける時間を延ばして、違う意識が生まれても早めに気が付いて意識を戻す訓練を続ける事で、意識が飛ばされる事なく自分が取り組む物事に集中する事ができる様になっていきます。

 

膝立ち射精

膝頭を地面につけて、膝から上で立つ姿勢を取って射精をすることで、実践的な体勢になっても勃起し続けてオーガズムに達する事ができる訓練ができます。

 

射精する時に、足をまっすぐピンと伸ばし太ももに力が入った「足ピン」体勢だとお尻や腹部、骨盤底筋に力が入り緊張状態が高まり、射精しやすいのですが、この体勢で射精する習慣になってしまうと足ピンでなければ射精できなくなってしまいます。

 

また、射精する時、もしくは射精に至る前にうつ伏せになってペニスを地面に擦り付けるように動く「床オナ」をしてしまうと強い圧迫感の刺激に慣れてしまう為、通常の刺激では射精のみならず勃起もしにくくなってしまう可能性がありますので注意が必要なのです。

 

なので、実践的な体勢で射精する癖をつける事が実践での勃起力向上には効果的になります。例えば「膝立ち」「膝を曲げて仰向け」「胡座」「椅子に座る」「立位」「横向き」など様々な体勢での射精ができる癖はつけておくで本番でのパフォーマンスに期待できますね。

 

高頻度射精

高頻度で射精をすることで健康的な悪影響は考えられておらず、勃起力を高める事ができる最適な頻度になります。

 

射精頻度は人それぞれですが、男性は年齢を重ねていくにつれて頻度が低くなってしまう傾向があります。日本人を対象にした研究で、週に2〜3日以上自慰行為をする割合は「20代:60%」「30代:56%」「40代:36%」「50代:29%」「60代:14%」の様に推移しています。

 

そして、自慰行為頻度が「60代」だと2人に1人は「月に1日/それ以下」である事が分かり射精する機会が少なくなってしまうのです。

 

人は使わなくなる機能は衰退してしまう傾向があるため、日常的に射精を行なっている方は、何度も勃起する練習を身体に覚えこませる為、性機能ともに勃起力も高まりやすいのです。

 

また「やりすぎはあまり良くないのでは?」と思う方もいますが、高頻度で射精をする事で健康的にもマイナスになる事は考えられておらずポジティブな影響をもたらします。

 

毎日の射精が生殖能力にどのような影響を与えるのか調査した研究では、14日間毎日射精をしてもその分、精液量は減少していきましたが、精液の健康パラメーターに悪影響はない事が分かりました。

 

また、射精頻度と前立腺ガンのリスクについて調べた研究では、1か月に4~7回射精した人と1か月に21回以上射精した人では、前立腺がんを発症するリスクが低い事が分かりました。

 

射精頻度は自身の性的欲求に従って行動する事が良いのですが、使う頻度が低い事で機能は衰退してしまう可能性もありますので、定期的に射精することは機能維持のためにも有効的ですね。

 

フル勃起射精

ペニスが完全に勃起していない半勃ち状態で射精してしまう方がいますが、これが習慣化してしまうと「半勃ち射精」を体が覚えてしまい、フル勃起しにくくなってしまいます。

 

フル勃起できなければ、勃起持続力は弱くなり性交渉での「中折れ」「膣内射精障害」などの支障が出てしまう可能性があるのです。

 

勃起と射精は神経的にも解剖学的にも、全く違う現象で、勃起は副交感神経が優位になっておき、射精は交感神経を介しておこるので、しっかり勃起していなくても射精が可能な人、勃起はできるのに上手く射精ができない人もいるのです。

 

なので、射精する時のペニスの状態はフル勃起になっているかどうかは大切なので、半勃ち状態で射精することは避けるようにしましょう。

 

なので、今よりも「硬く、勃たせ続けたい」方は、シトルリンやアルギニンなどの「NO系成分」が含まれた夜のサプリメントをオナニーする前など日々取り入れることでポジティブケアをしてくれます。

 

NO系成分は、血管を広げて血流を促進させる効果があり、血管にある一酸化窒素(NO)の生成の働きを促すことで血流促進サポートにより大事な場所にも血流が流れ硬くなりやすい役割を果たします。

 

サプリメントは、治療とは違い即効性ではなく、日々の習慣改善と合わせて男性のコンディションを根本的な改善をしていく事が目的となるので副作用なども基本的になく、オナニーをする時や日々の生活の中でサプリを活用できます。

 

継続して飲み続ける習慣によって男性機能にポジティブな影響をもたらしてくれますね。

 

NO系サプリメントを成分や価格帯から比較してランキングにしているので参考にしてください。

NO系サプリメント比較・ランキング【精力剤】

9月 2, 2021

 

参考文献

Premature Ejaculation

Behavioral Therapies for Management of Premature Ejaculation: A Systematic Review

What is “edging” and why might it be employed?

Personal factors that contribute to or impair women’s ability to achieve orgasm

Retrograde ejaculation, painful ejaculation and hematospermia

Randomised controlled trial of pelvic floor muscle exercises and manometric biofeedback for erectile dysfunction

Mindfulness-Based Group Therapy for Men With Situational Erectile Dysfunction: A Mixed-Methods Feasibility Analysis and Pilot Study

Mindful sex

The effect of daily ejaculation on semen parameters and sperm DNA damage in normal men

Ejaculation Frequency and Risk of Prostate Cancer: Updated Results with an Additional Decade of Follow-up

射精と勃起のメカニズムの違い:泌尿器科医:小堀 善友

 

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