ペニスとクリトリス「勃起・形・メカニズム」の違い【比較完全図解】

ペニスは男性についているもの。クリトリスは女性についているものとして、全く別物に思えますが、実はペニスとクリトリスは物凄い密接な関係性があるのです。

 

今回、研究で分かったペニスとクリトリスの「勃起力」「感度」「大きさ」「包茎」「本当の正体」「機能」などペニスとクリトリスで比較しイラスト解説していきます。

 

ペニス・クリトリスの体内図

ペニスは見えている部分だけでなく、ほとんどの人がペニスの半分ほどが体内に埋もれているのです。ペニスは恥骨に付着して骨盤の内側に押し込まれているんですね。

クリトリスも見えている部分はごく一部であり、体内に小陰唇から膣壁へ伸びる2本の足(陰核脚)までがクリトリスになります。露出している部分は氷山の一角に過ぎないんですね。

 

ペニスとクリトリスの勃起のメカニズム

勃起するまでのメカニズムをお話しします。

  1. 性的刺激を受ける事で大脳に興奮が伝わる
  2. 大脳の興奮が脊髄神経を通してペニスに伝わる
  3. ペニスの海綿体に血液が流れ込みペニスが大きくなる

この3つのメカニズムによって勃起が起こります。男性は勃起を自分の意思で操作することができません。

 

女性のクリトリスもペニスの海綿体と似た組織を持っており、同様に勃起します。

 

ペニス・クリトリスの勃起状態

ペニスは、性的刺激を受けてペニスに血流が流れ込むことにより硬く大きくなります。骨が入っているわけではなく、2本の「陰茎海綿体」と1本の「尿道海綿体」のスポンジ状の物に血液が流れ込み膨らみ硬くなるイメージをすると分かりやすいです。

 

ペニスとクリトリスは基本構造はよく似ています。

ペニスのバルブ部分が「尿道海綿体」脚部分は「陰茎海綿体」であり、クリトリスも同様にそれに該当する機能性を持っているので、性的興奮によって、クリトリスも頭部分だけでなくバルブ、脚部分も大きくなるのです。

ペニス同様でクリトリスも膨張率が人によって異なりますが、ワシントン大学の論文では、「脚」「バルブ」を含めたクリトリス全体の体積は、平均で2倍以上に膨れあがったとのことです。内部でそこまで大きくなっているのは驚きです。

 

ただ、ペニスの場合には、勃起して太く長くなりますが、クリトリスが勃起したMRI画像を見ると、長くなるのではなく全体的に膨らむ様に太くなる勃起でした。

 

ペニス・クリトリスの大きさ

日本人ペニスの大きさ泌尿器科医による論文によると、勃起状態で平均「13.0cm」になります。個人差はありますが、クリトリスの大きさは露出部分だけでは、成人女性で「5~7mm」程の大きさでクリトリスの埋もれている上端から先端だと「3~5cm」ほどになります。そして、陰核脚まで含めると「10cm」前後と比較的大きな器官になります。

 

ペニスは国、人種によって平均サイズが結構異なりますが、クリトリスの大きさは国、人種によってそこまで大きさに変わりはない様です。

 

ペニス・クリトリスのED

ペニスへの血流流入が少なければしっかりとした勃起をしません。この様に勃起が不十分の状態を俗に言うED(勃起不全)と言いますが、この状態では満足いく性行為が難しくなります。

ペニスだけではなく、クリトリスも同様で血流流入が少ないとクリトリス全体の勃起が不十分になり、感度が落ちてしまいます。

クリトリスの場合には、挿入ができないなど血流不足による物理的な弊害はありませんが、間接的にですが、クリトリス全体の血流が増える事で、感度が良くなるので、濡れやすくなる事でペニスを挿入しやすくなる効果が期待できます。

 

体全体の血流の巡りはペニス、クリトリスにおいて大きな影響をもたらします。因みに、男性がED薬を服用する事でペニスの海綿体へ流れる血流量を増やし勃起を促す効果がありますが、女性が飲む事でも、同様にクリトリス全体、膣、陰唇まで血流量を増やす効果があります。

 

ペニスとクリトリスの役割

ペニスには、「射精」「排尿」「生殖」の役割があり、亀頭部分は挿入する際に痛み与えず、他の男の精子を掻き出すなど、様々な役割があります。

 

一方外に露出したクリトリスは、快感をただ得る為だけに存在をしています。また、男性の亀頭よりも露出したクリトリス部分だけで神経終末が亀頭の2倍の8000個あり、感度もより大きいのです。

男性のオーガズムには射精を起こすので生殖機能というはっきりとした役割がありますが、女性はオーガズムに達したかどうか関係なく、排卵がみられます。

 

イェール大学とシンシナティ小児病院の学者たちの研究では、哺乳類はオーガズムに達することで排卵が起こっていたのですが、人間を含む一部の哺乳類は進化の過程でオーガズムに関係なく、一定の周期で排卵をする様になったそうです。

 

それに伴い、クリトリスは膣内あったのですが必須ではなくなり、クリトリスの位置が移動して、外に出てしまったと推測されています。

 

なので、外に露出したクリトリスは言わば、性的な快楽を味わうためにあり、幸せになるためだけの器官なんですね!

 

ペニス・クリトリス包茎

ペニスは、普段は包茎の状態でも手を使って簡単に亀頭をすべて露出させることができる状態を一般的に「仮性包茎」と言います。剥いて洗う事で清潔を保てます。手を使って亀頭をすべて露出しようとしても不可能な状態を「真性包茎」と言います。この状態だと、包皮と亀頭が密着していることにより、様々な雑菌や老廃物が蓄積するので衛生的に良くありません。

クリトリスもペニス同様で、皮膚を左右に優しく広げれば、無理なく剥ける状態であれば「クリトリス仮性包茎」で、クリトリスが勃起した状態でも、皮をめくっても露出することができない状態を「クリトリス真性包茎」と言います。

陰核亀頭と包皮の間には恥垢がたまりやすく、ペニス同様に衛生的に良くありません。

 

仮性のクリトリス包茎であっても、長年恥垢を放置してしまうと亀頭とクリトリス包皮が癒着をおこしてしまい、クリトリス真性包茎に発展してしまうこともあります。

 

「硬さ」が重要な理由

女性にとってペニスで重要なのは、大きさでも形でもありません。それよりも「硬さ」が重要になるのです。

 

男性のアソコの硬さと性行為の満足度は、大きく関係しているのです。

 

EDと女性の性行為の満足度を調べた研究で、女性はパートナー男性のEDレベルが高いほど、女性の性欲やオーガズム達成率が低くなる事が分かりました。

 

なので、勃起力が低くなる事で男性の自信を失うだけでなく、多くの女性は勃起に対する正しい知識を知らない為、女性も自信も失ってしまい「自分のせいかもしれない」と考える人も多かったのです。

 

つまり、硬い勃起力ができていれば、男性にとっては「自信」に繋がりますし、女性にとっては「自分で興奮してくれている」と安心材料の一つとなるのです。

 

また、物理的な話をしてしまうと硬さが無ければ、

  1. そもそも性交渉ができない
  2. 挿入できたとしても勃起が維持できない(中折れ)
  3. 女性に刺激が与えられない

このように勃起の硬さは、大きさや形よりも多くの女性にとって身体的、精神的ともに重要な要素となってしまうのです。

 

今よりも「硬く、勃たせ続けたい」方は、シトルリンやアルギニンなどの「NO系成分」が含まれた夜のサプリメントを取り入れることでポジティブケアをしてくれます。

NO系成分は、血管を広げて血流を促進させる効果があり、血管にある一酸化窒素(NO)の生成の働きを促すことで血流促進サポートにより大事な場所にも血流が流れ硬くなりやすい役割を果たします。

 

サプリメントは、治療とは違い即効性ではなく、日々の習慣改善と合わせて男性のコンディションを根本的な改善をしていく事が目的となるので副作用なども基本的になく、日々の生活の中で活用できます。

 

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9月 2, 2021

 

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